父娘ふたり旅

半年ぶりに日本に帰る途中、ソウルの仁川国際空港より。

今回は様々な事情により母親が同行することができなくなり、私と娘、2週間の2人旅となりました。母親と3泊以上離れ離れになることは娘が生まれて初めてのこと。

母親が行けないという事が決まってからも、娘は寂しさを匂わせるというより、日本へ行くことが楽しみで仕方ないという様子。祖母や祖父に会うこと、大好きな和食を食べること、そして日本で通っていた保育園に遊びに行くことになっており、半年前まで毎日遊んでいた友達と再会するのが待ちきれない。

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しかし、最初の国内線、そしてその次のバンクバーを離陸して1時間後、やけに静かだと思えば目に涙をためてさめざめと泣いていました。「お母さんがいなくて寂しい」と。

人が人知れず泣くようになるのいつからなのでしょう。泣くのが仕事の赤ちゃんか。天真爛漫と号泣どちらかの幼児期。人知れず泣き、それを人に見せまいとするような泣き方は大きな成長がある気がします。
娘の場合、ちょうど日本からカナダへ引越すときでした。空港に見送りに来てくれた祖母と抱き合った後に目を真っ赤にしているのを見て、少し驚くと同時に「成長したのだな」と感慨深く感じたものです。

家族一緒に帰ることができないのは完全に想定外で残念な事態なのですが、この経験が娘を強くし、家族が一緒に暮らすことの大切さを改めて感じられるきっかけになればと前向きに考えています。

お子様用機内食

機内食に「お子様用」が選べることがあります。しかし大抵のそれはいわゆる「お子様ランチ」のようなもので、少し甘く強く味付けをしたスパゲティ、ケチャップハンバーグ、そして色鮮やかなゼリー、といったものだったりします。

日本で外泊や外食をすれば事あるごとにお子様メニューがあり、「子どもはこれが好き」という既成概念がありますが、それに習う必要など全くなく、自分たちで何を食べるべきかをしっかりと考えていきたいものです。

今回はAir Canadaを利用しています。機内食にベジタリアン系の特別食を選択してみました。「アジア風ベジタリアンミール」と「ベジタリアンミール(卵・乳製品を含む)」です。キヌアとマッシュしたスイートポテト、片方は豆腐とスピナッチのカレー風味、というものでした。キヌアが主食となって蒸し野菜がたっぷり入っていてお腹に軽く、満腹感もありました。

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僕も家族もベジタリアンではありません。お肉も普通に食べます。
しかし長距離移動の時は空港などで普段は食べない軽食を摂ることもあり、また生活リズムも崩れることで胃が弱くなります。なので、選べるなら出来るだけ軽い物を選ぶようにしています。

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