あけましておめでとうございます。
年末にはクリスマス飾りの製作と合わせて、毎年カレンダー作りをしています。
薄めのスケッチブックを使い、見開きで絵とカレンダーになるようにします。
そしてその月ごとの絵を書いていきます。季節の行事の風景や、実際その月に何をしていたかを思い出して自由に絵を描いているようです。前年まではWaldorfのドローイングっぽいものもあったけど、記憶や意識もしっかりとしてきているようで今年は昨シーズンの思い出の場面など具象的な絵が沢山。
カレンダー部分は枠線だけ書いてあげて、あとは自分で数字を書き込んで行きます。
これを12月分繰り返すので、子どもにとってもカレンダー製作はかなりのボリュームがあります。娘は12月の半ばから始めて1日1枚づつこつこつと作っていき、なんとか年内中に完成しました。
カレンダーを自分で書き込むことで、週の繰り返しの規則、次の月に繰り越し方、そして月ごとの日数の違い、などいろいろなことに気付いているようです。
また12ヶ月の季節の移り変わりを自分で描くという仕事は、去りゆく1年に思いを馳せるにも、新しい1年を迎えるにあったっても、とても心地よいものだと思います。
製作ボリュームを考えると小さな子には難しいこともあるので、12ヶ月分をお母さんやお父さんと手分けして描いたり、カレンダー部分だけは親が書く、としてあげると良いかもしれません。
小さいうちはカレンダーとしての完成度には全くこだわらないこと。絵や字がぐちゃぐちゃだとしても、今の出来る範囲で完成させて部屋に飾るというのが大切だと思います。それを実際に使ってみることで、1年後に作るときは必ず自分から改善点を見つけてくれます。
1年間をともに過ごすカレンダー、今年もリビングに飾って1年が始まりました。
今年もよろしくお願いします。