日本各地で大雪の日。
帰国した日は夜11時頃に自宅に到着、翌日午前中から打ち合わせの予定があり朝早くから大雪の高速道路をドライブするという大変な1日になってしまいました。
久しぶりの日本でいろいろと新鮮に感じます。
通信環境の良さ
日本の通信環境は本当に良いです。よく「日本は海外とくらべて街中の無料Wifiがなくて遅れている…」などという不満を聞きます。しかしそもそも無料wifiを信頼して使おうとは思いませんし、都市部に滞在せず車を利用して広く自由に移動する人間にとっては、無料wifiより3Gのカバー率やLTEやWimaxのような高速データ通信機器を安く簡単に利用できる方がずっとありがたいです。
今回は事前にWimaxの機器をレンタルしておき、帰国した日にはセットアップして翌日から利用しています。
高速道路を時速100kmで走りながらも高速データ通信できるのには本当に関心します。借りた車にWimax端末を置いておき、ナビに手持ちのiPhoneをBluetoothで接続し、高速道路を運転しながらSkypeでカナダと通話しているとしみじみ便利さを実感します。
携帯はEMobileの回線を1つそのままにしてあるので、空港からそのまま携帯を利用できるようにしています。iPhoneをSIMフリーにして…という方法もありますが、私はそれほどあちこちの国をこまめに行き来するようなことはないので、その都度現地SIMを買って差し替えてというのは面倒に感じてしまうのです。
こういうノウハウは調べだすときりがなくて、1円でも安い方法というのはいくらでもあると思いますが、それを調べる時間に対して得られるメリットというのは意外と少ないものだと思います。デジタルを活用しているつもりが、気づけば「使われている」状態にならないよう、適度な所でパッと買ったり(払ったり)して本来の目的に目を向けた方がよいのかもしれません。
食べ物
そして食については、日本の問題点を更に強く感じてしまっています。野菜や肉の味の弱さ、希薄さ。何を食べてもアミノ酸、化学調味料。もちろんそれは分かりきっていることですが、自分の体のセンサーがここまで敏感になってしまったことに驚きを感じます。ペットボトルの「お茶」すら受け付けなくなってしまっては日本での生活が楽しくなくなってしまうので、ある程度は思考停止させて楽に考えたいと思います。
保育園での再会
さて、大雪の日は義母たちと旅館に宿泊し、翌日は娘と半年前まで通っていた保育園を訪ねました。連絡を取り合っていたお母さんがクラス交流会を私たちの予定と調整してくれて、再会の場を作ってくれたのです。
娘が「◯◯!◯◯!」と園の愛称を連呼しながら懐かしき木造園舎に駆け込んでいくと、「☆☆(娘の名前)だ!」という第一声から一瞬で十数人の友達が駆け寄ってきて娘を囲む揉みくちゃのお祭り状態。みんなで抱き合いながら、どこにいるの?飛行機乗ったの?なんていう保育園?何組?なんで行ったの?仲良しな子の名前は何?
優勝した野球チームの監督胴上げのようになった娘は圧倒されて訳の分からないような表情。なんだか映画のワンシーンのようで、私たち親はカメラを取り出すことすらどうでも良くなるような素敵な瞬間でした。
そのままみんなでお弁当を食べ、娘は2,3時間ほど思う存分みんなと遊び、私もお父さんお母さんといろいろな話をしました。実は私たちは保育園を転園しており、その園があったからこそ日本でも夫婦で働くということができたと言ってもいいほど大切な場所です。もちろん今カナダで実現できている環境と比べてしまえば問題点は多いと思いますが、日本で暮らす上では最高の選択肢でした。このストーリーについても少しづつ書いていこうと思います。
まだブログの読者もほとんどいないので、しばらくはこんな雑多な日記でも書いていけたらと思います。
保育園でクリスマス会とお餅つき | カナダで自然育児とシュタイナー
[…] 前回の帰国時にも訪れた、日本で通っていた保育園に、今回も行ってきました。 […]