なかなか更新のないブログを読んで頂きありがとうございます。
日々仕事や遊びで忙しく、インターネットとは遠のいていしまうこの頃です。
7月下旬に娘と2人でカヌーの旅をしました。
ここ数年カナダのカヤック好きな友達にいろいろ教えられ、素晴らしい乗り物だと思うようになったのがカヌー。「水面を / 水面の目線で / 人力で / 無音で」進むことは、陸からは想像できないような、自然と一体になる感覚を味わうことができます。
日本で手に入れた古いカナディアンカヌーを車に乗せて、和歌山の奥地を流れる渓谷へ。
静かな川に浮かび、ただ流れる川を行く。
その美しく叙情的な日本の原風景の中にゆっくりと漕ぎ進んでいく。
日本は国としても、人々の意識としても、自然保護という観点ではカナダなどとは比べ物にならないような後進国です。しかしそこにある自然や風景は、日本は他にない美しさに満ちていると思います。
娘と二人きりでキャンプをするのは今回が初めてでした。
夕方、良さそうな河原に上陸して荷物を運び、テントを立て、火をおこして夕食の準備。キャンプはもう何十回も経験しているので、頼もしく手伝ってくれます。
特に二人きりという状況では「やらないと食べられない、寝られない」ために、いつになく真剣に仕事を手伝ってくれました。
その夜は暑さや野生動物が出てくる出来事があって僕はあまり寝られませんでしたが(娘は朝まで爆睡)、無事に朝を迎えて2日目。朝食を作ってテントを撤収し、早朝に河原を出発。
途中で上陸してシュノーケリングをしたりして6〜7時間を漕ぎ、無事にゴール。
およそ30km弱のルートを1泊2日でのんびりと下りました。
娘も大きくなったので、これからももっと自然の中へ、もっと道具を減らして、もっと孤独に、小さな冒険をしていけたらなと思います。
子どもと行くバックパッキング登山 デジタルパパの子育て日記
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