冬に向けてイベントが続いています。
11月最後の日曜日だった昨日はアドベントスパイラルでした。
Photo: Fóti Waldorf Iskola on Facebook
アドベントスパイラル Advent Spiral
アドベントスパイラルとは、シュタイナー教育(Waldorf Education)の大切な行事のひとつ。暗くしたホールに松の葉でスパイラル状の小道をつくります。その中心には、火のついたキャンドルが置かれています。
子供達は、りんごにさしたキャンドルを手にそのスパイラルを歩き、中心でキャンドルに火を灯し、歩いてきたスパイラルのどこかにそのキャンドルを置きます。子供の数だけキャンドルが灯され、暗闇にスパイラルが浮かび上がってきます。
先生が最初にストーリーを朗読し、子どもたち全員がゆっくりと歩きながらキャンドルを灯していく。その場で演奏してくれるハープの音色が響くなかで行われる、とても幻想的な時間です。
残念ながら写真はありませんが、Facebookでどこかの学校の写真がありましたのでイメージとしてご紹介します。
このスパイラルはかに座のサインだそうです。
春分に太陽が蟹座の間を通り抜け、蟹座のサインのスパイラルを外から内へ向かって歩くのはアトランティック文明の終わりに向かって歩いて行くことだそうです。
そのあと、真ん中で光を灯し、新しい文明が始まり、蟹座のもう一つのスパイラル、内から外へ歩きます。
二つの絡みあったスパイラルは、時代のターニングポイントの意味、魂が外に向かいだすという意味も込められているそうです。
via http://blog.goo.ne.jp/aparisu2/e/ef646fc340b7f38ccd4315ff8530decb
最近、たまたま日本の仕事で星座のことに触れていますが、星座1つでこんな所で世界との繋がりを感じられるのは面白いです。
学校イベントの写真がない
写真がないのは娘の学校では教室内はもちろん、こういった静粛な行事ではカメラを使わないことになっている為です。(非公開という意味ではなくて、皆で共有する大切な空間に親がカメラを構えてカシャカシャしているのは違うよね、という感じ。)
そういえば、夏のサマーキャンプに数日間だけ中国から来ていた体験留学の1団。子どもが何かをするたびに、親が一斉に大きなスマートフォンを構えて写真を撮っていて少し可笑しかったのを覚えています。
SNSなどでその場その場で体験を共有するのは素敵なことだと思いますが、バランスが大事ですね。